「指値(さしね)」という注文方法は、その名の通り、売買の価格を指定して取引をしたい時に用いられます。
自分の考えている値段で売買を行いたいという人や、あまり時間がなくて為替レートの動きを見る余裕がない人には便利な取引の方法です。
多くの人が、FXを始めた時、まず成り行きでの注文から初めて、次第に指値の方へ移る傾向にあります。

要は、為替レートというのは常に変動しているため、戦略的に取引を行うのであれば、なかなか成り行きでは上手くいかないケースが多いからです(ただ、成り行きにもメリットはあります)。

例を挙げて解説します。
米ドル円のペアで、1ドルが買い気配(ビッド)=78.29~78.34円だった場合です。
もしここで、1ドル=78.00円で買いたいと考えた場合、「1ドル=78.00円の指値」で注文を出すわけです。
つまり、指値は、今の価格よりも安く買いたい、高く売りたい時に便利な方法だということになります。

ただ、指値にもデメリットはあります。
成り行きが即売買確定する取引であるのに対し、指値は指定した価格に為替レートが変動しなければ、取引が成立しないのです。
指値で指定した価格と、現在の為替レートの差が大きいほど、取引が成立する可能性は低くなると考えてよいでしょう。
しっかりと市場の動向を把握・分析・予測した上で指値の注文を出すことが大切になってきます。

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