「成り行き(なりゆき)」という注文方法は、今現在表示されている為替レートで売買を行いたい時に用いられます。
成り行きは、レートの指定も行いませんし、市場の動向を見ながら注文しますので、即注文・即売買確定というメリットがあり、分かりやすい注文方法だと言えます。
その注文方法から、リアルタイムトレードやマーケット注文などと呼ばれますが、基本的に同じことです。

ネットでの取引の場合、「買い」「売り」の値段が取引画面に表示されている筈ですから、その値動きを確認したら、レート指定を行わず売買のいずれかを選択すれば注文が完了したことになります。

例を挙げてみましょう。
米ドル円のペアで、1ドルが買い気配(ビッド)=78.29円/売り気配(オファー)=78.38円だった場合です。
このケースで成り行き注文をすると、1ドルは78.29円で買うことができ、78.38円で売ることができるということになるわけです。

ただ、即注文・即売買確定というメリットはあるものの、為替のレートは常に変動しています。
つまり、確実に売買が成立はしますが、約定された後でなければ、いくらで売買されたのか分からないというデメリットも持っています。
大きな値動きのない時は良いかもしれませんが、イベントの前後などで相場が敏感になっている時などは、約定のボタンを押した瞬間にレートが動くこともしばしばです。
その結果が良い方に動けば問題ないのですが、悪い方向に動く可能性もあることを覚えておきましょう。

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