世界で最も取引量の多い「基軸通貨」と呼ばれる通貨、それが米ドルです。
全世界での為替取引の8~9割がドルでの取引と言われていますから、ほとんどドルが絡んでいると考えてもよいでしょう。
世界における為替取引のほとんどということは、世界経済の中心にある通貨とも言えます。
そのため、米国への注目度は市場においても大きいと考えられ、相場への影響力も大きいのです。

また、実際の取引においても、大きなトレンド・転換期を形成する可能性が高く、米ドルに関する要人の発言や米国における経済指標は、大きく注目されます。
例えば、ニュースで取り上げられる失業率という値は米ドルの動向に影響を及ぼしますし、大統領選挙の時期になると、その動向は深まります。
これが単に米ドル・米国だけの問題ではないのは、ドルが様々な通貨と取引をしているからに他なりません。
円だけでなく、ポンド、ユーロ…世界各国と莫大な取引を行っているドルは、自身だけでなく、各国へ多大な影響力を持っているわけです。

ドルの特徴は、基軸通貨であるために、その情報を入手しやすいという点が挙げられます。
また、世界規模で流通していますので、大規模な売買が行われたとしても、短絡的な値動きはしにくいという特徴もあります。

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