近年の取引増加で、法整備や業者側の受け入れ体制も整ってきた感のあるFXですが、投資である以上、リスクがあることは避けられません。
そこで、FXのリスクについてしっかりと知識を持ち、リスク回避の対応を行うべきです。
ここでは、FXにおける代表的な4大リスクを解説します。
(1)レバレッジ
FXでは、証拠金とレバレッジによって元手よりも大きな資金の取引を行います。
もちろん利益が出ればそれに越したことはありませんが、損失になると深刻な話です。
元手が簡単に2倍になる利益は、裏を返せば簡単に元手がゼロになることを意味します。
これはレバレッジをかけている以上、高いとか低いとかは関係ありません。
レバレッジは最大でも25倍までに規制されましたが、依然としてハイリスク・ハイリターンな取引であるという前提で挑むべき投資なのです。
(2)市場の流動性
円を含む各国の通貨は、言うまでもなく世界の情勢や動向に影響を受けるものです。
もし、大きな事件が勃発し、取引ができなくなる可能性があります。
これが市場の流動性による取引リスクです。
幸い、FXには株式のようなストップ安・高はありませんが、大きな問題となる材料・ニュースが出た場合などは、大きな値動きになり、思った価格で買えない・売れないという可能性は常にあることを忘れてはいけません。
(3)システム
次にシステムのリスクですが、これはインターネット回線やパソコン、FX取引会社側のシステムによって取引ができなくなるというものを指します。
どんなに頑張っても、FX取引会社側のシステムがトラブルで動かなければ、取引はできません。
このリスクを回避するためには、できれば2社以上のFX会社に口座を持っておくことです。
最初のうちは資金的に難しいかもしれませんが、避けて通れないリスクですから、余裕ができたら考えてみることをお勧めします。
(4)業者の信用
最後は、FX取引会社の信用のリスクです。
例えば、FX取引会社が倒産したり業務停止になったりすると、それだけで取引ができなくなります。
この点は、近年の法改正で、悪質な業者や経済的に脆弱な業者は、市場から排除されましたが、依然として倒産のリスクは残っています。
そのため、業者の多くは、証拠金を信託銀行などに保管して会社の運用資金と完全に分離し、倒産時に証拠金を守るしくみを採用するようになりました。
これを「信託分離保管」と呼びます。
ですから、FXの取扱業者を選ぶときは、この信託分離保管を採用しているかどうかをチェックすることがリスク回避につながってくるという訳です。

よく似たページ: