ボリンジャーバンドとは、移動平均に別の概念を取り入れたテクニカル分析のひとつです。

その概念とは、予測変動率(ボラティリティー)と呼ばれるもので、基準となる移動平均線の上下にバンドを示すことにあります。

このバンド、つまり範囲は統計的な要素であり、為替のレートが一般的に推移する範囲を示したものです。

もし、現在の為替レートがこのバンドを超えた場合、相場の動向に大きな変化があったと判断することができるのです。

ボリンジャーバンドでは、移動平均に対して、その移動平均の期間における「σ(シグマ)」を求めます。

σとは別名、標準偏差と呼ばれるもので、ばらつきを示す単位です。

シグマが大きければばらつきも大きく、逆の場合、ばらつきは小さくなります。

このσを2倍し、プラスマイナスしたもの、要するに「±2σ」が示す幅の線をプロットするわけです。

この「±2σ」の根拠ですが、統計学的に「データが自然な状態にある」ことを意味しています。

もう少し細かく言うと、そのデータが自然な状態にある場合、その約95%が±2σの範囲に含まれるということなのです。

要するに、ボリンジャーバンドの中で為替レートが推移している間は通常のトレンドにありますが、それを超えた場合、トレンドに異常事態が起きたと考えられるわけです。

ボリンジャーバンドは、これを利用して売り買いの判断をしていくことになります。

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